月刊ウマナリ

日常と漫画制作の事

月刊とついていますが、月刊ではありません。
漫画描きウマナリの作品リスト、よみもの、ブログなどをのせています。カワイイものは、あんまりありません。

独特のあの間

 今テレビでドクターGの再放送をやっていて、先生とインターンの先生が「神様仏様CT様」と言っていて面白かったのですが、今の私は「神様仏様クリスタ様」だなー。人によって、三つ目の物件はそれぞれで面白いです。あなたの三つ目は何でしょう?

 それはさておき、さっきコンビニに行ったのですが、店員さんが中国の方のようでした。恐らく留学生でしょう(大学が近くにあるので街中(まちなか)に留学生多い)、そして、日本に来て間もないのでしょう、とりあえず「言葉必死」の様子でした。がんばれ!というところ。
 で、私はパスタを買ったので、彼女は「あたためますか?」とたずねてきました。で、私はあたためてもらうべく返事をしたのですが、彼女はちょっと戸惑って、自信なさげにパスタを持ってレンジのところへ行きました。
 そこで私は気づきました。
 「あたためますか?」に対しての返事のバリエーションを、まだ日本語をマスターしきれていない彼女はたくさん持っていなくて、日本語学習などの場で考えたならわからない事ではないだろうけれども、接客の場でとっさに理解できなかったのかもしれないな。
 つまり、私は「あたためますか?」に対して「はい」「いいえ」ではなく「お願いします」と答えてしまったのです。別に間違った答えでもないとは思いますが、シンプルではありませんね。日本語を習い始めたという人なら、「お願いします」は答えというよりは依頼する側、つまり答えを求める側の言葉に思えるかもしれません。
 なので、「はい」「いいえ」で答えられる質問に対する答えで「お願いします」がきて、びっくりしたのかもしれません。
 そこまで考えておきながら、その後2度ほど、イエス・ノーで答えられる質問に全部「お願いします」で答えてしまった私、習慣を急に切り替える?のは難しい事を知りました。ごめんね、店員さん。でも、あの店員さんは、日本語には「イエス」で答える場合に「はい」以外に「お願いします」というバリエーションがあるって事を勉強できたね(やかましい)。

 で、彼女の戸惑いと似た戸惑い、「うっ」と詰まるあの感じ、発達障害のある私、そしておそらく多くの当事者たちは、覚えがあるだろうなー、本当によく似てるな、あの間って思いました。
 あるあるでよく語られる、遅刻した時に先生や上司に「何時だと思ってるんだ!」と言われ思わず時計を見てしまって、そしてあわてて「そうだ、コレ質問じゃないんだ」と思い直して「申し訳ありません」って言う、アレ。真相?を知るまでずっと不思議だったアレ。
 それ以外にもいろいろありますが、目に見えない空気中のホコリのように日常にちらばるあの独特の「うっ……あ、そうだ、アレだ」物件。
 頭の中のデータバンクからひっぱりだしてきて「一般的にコレでしょ」という答えを導き出して対応している我々の独特の感覚を説明する時、今日のコンビニでの一件はたとえとして使えそうだなーと思いました。今の生活じゃそういう機会もあんまりなさそうだけど!
 ただ、言葉の壁でそうなっている人は言葉をマスターすればなくなっていく事柄ではありますね。頑張れ留学生。