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月刊ウマナリ

日常と漫画制作の事

月刊とついていますが、月刊ではありません。
漫画描きウマナリの作品リスト、よみもの、ブログなどをのせています。カワイイものは、あんまりありません。

クイックマスクを活用する

 休憩に、テラリアをやろうかなと思いましたが、記事を書くことにしました。

 私は漫画やイラストを描くのに、ClipStudioPaint(クリスタ)を使っていますので、その機能ってことになりますが、クイックマスクというのがあります。
 これがとても便利で、めっちゃ活用しています。選択範囲をストックするっていう機能と共に、よく使います。

 例えば。

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 このコマを仕上げていく時。
 人物の背景に、トーンを貼ったり、一面ベタを施したり色々、そういうのをやりやすいように、人物の形にベッタリ白をぬりたいと思います。
 人物以外の部分をマスクした白いベタぬりレイヤを作成するという事です。
 こういう時も、まず、CTRL+人物のペン入れをしているレイヤのアイコンクリックで、線を選択して、そのままクイックマスクを作成すると、線画のコピーのようになったクイックマスクが作成されます。それを、バケツなどで塗りつぶしていきます。

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 クイックマスクの色は、確か、環境設定から設定できた……かな?
 画像は、キャラがベッタリ塗りつぶされた状態。
 ここから、再びクイックマスクを作成する動作をすると、塗りつぶされていた部分が範囲選択された状態で、クイックマスクレイヤが消えます。よく使うなら、ツールバーにクイックマスク作成を仕込んでおくとよいかと思います。便利です。
 範囲選択された状態で、白のベタぬりレイヤを作ります。

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 私は、ベタぬりレイヤもよく使うので、この機能はペンタブのファンクションボタン?に仕込んでいます。
 範囲選択されたままで、ベタぬりレイヤ作成メニューの窓を出して、色を選択してOKクリックすると、ベタぬりレイヤが作成されます。
 この時、好きな色で作りたい時は、パレットやスポイトなどで、色を選択してからベタぬりレイヤ作成を始め、メニューの窓で色を選ばず作成すると、先に選択していた色で、ベタぬりレイヤが作成されます。
 思った色で作成できなくても、ベタぬりレイヤを選択した状態で、オブジェクト操作モードにして、パレットやスポイトで色を選択すると、その通りに変わってくれます。便利ですなぁ。

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 わかりやすいように、赤でベタぬりレイヤを作りましたが、本来は白でやります。
 こうやって、私は「キャラマット」とか「人物マット」とか、ナントカマットっていう名前で呼んでいますが、白いマットが作成されました。
 他に、クイックマスクが本領を発揮するのが、ベタぬり、ハッチング、トーン貼りです。……ペン入れ以外全部なのか……。
 とりあえず例として、髪のつやベタをします。
 髪をクイックマスクで選択した後、

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ここは少し複雑な?作業なので、さらに範囲選択をストックするレイヤを作ります。クイックマスクで髪の範囲を選択して、その範囲をストックするのです。クイックマスクレイヤは1枚しか作れませんが、この範囲選択ストックレイヤは何枚も作れますので、範囲選択が少し複雑になる場合は、範囲選択ストックレイヤを併用します。

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 緑が、範囲選択ストックレイヤです。
 このレイヤは、画面が見づらくなるので、非表示にして、クイックマスクレイヤをまた作ります。そして、髪の毛をぬります。

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 ツヤのところは丁寧に塗りますが、それ以外のところは、投げ縄ぬりで大胆に!
 それから、非表示にしていても、緑の範囲選択ストックレイヤのアイコンをCTRL+クリックすると、そのレイヤで塗りつぶされているところが範囲選択されます。つまり、最初に塗りつぶした髪の毛のみの範囲です。
 それから

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「範囲選択以外を消去」って操作で、大胆にはみ出しまくったところを消します。
 そして、クイックマスクを作成する操作をすると、クイックマスクレイヤで塗りつぶされていた部分を選択して、クイックマスクレイヤは消えます。

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 で、そのままベタぬりレイヤの黒を作成すると髪が塗られます。

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 で、たとえばトーンなども、同じようにクイックマスクを使います。髪の部分なら、

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塗りつぶし、光の部分を、ペンを使って透明色で塗ります(消す、ってことになる)。
 私は、トーン貼りの作業は、トーンレイヤを作成するという操作から、線数と濃度を設定してするタイプなので、もしかすると、そうでないやり方をする方は、こういう作業はしなくてもよいのかもしれませんね。

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 ハッチングをしたり、影などのトーンを貼ったりして、出来上がりはこんな感じです。

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 最初に人物の下に白いマットをしいたので、背景の処理をするのにとてもラクです。

 そんな感じで、クイックマスクを活用する、でした。
 思いのほか長くなって、記事を書き始めたことを、途中で微妙に後悔してしまいました(笑)。

 では、原稿に戻ります!